富士山?

kanakujira2007-07-30

<1日目> 
AM3時半起床。
5時の電車で東京へ。
そこから新幹線「こだま」に乗って、新富士駅へ。
さらに駅からバスに乗って富士山五合目へ。
PM12時、五合目到着・・・。
すでにちょっと疲労が・・・。

今回は五つある登山口のうちの「富士宮口」から登ることに。

食堂で山菜うどんを食べて腹ごしらえ。
お腹いっぱいになったらちょっと元気に。
さぁしゅっぱつだ〜!!





・・・・・と、いきなりつらい・・。
上り坂ばっかじゃ〜ん(当たり前)
空気薄いじゃ〜ん!
汗だらだらじゃ〜ん!

登山開始5分でもう弱音。

足元は軽石の石ころや砂で歩きづらいし、
登り始めてすぐ、右の股関節に違和感が・・・むむむ・・。

あ〜もうだめ・・・。


・・・と思ったら、わりとすぐに六合目

「このくらいならけっこうかんたんかも?」
なんて思った私が甘かった。



股関節が痛い!!
とにかく痛い!!

息が苦しいとか、靴擦れがおきたとか、そんなことはひとつもない!!

でもただひたすら股関節が痛〜い!!!!

かなりまずい。
これはもうリタイヤか?
いろんな人にいろんなところで言いふらしてきたのに。
今まで人生の中で挫折らしい挫折なんて味わったことがなかったけど、30歳を迎える今!!富士山登山に失敗して挫折感を味わうのか!?!?!?

なんて、大げさなことを考えつつ、
休み休みすこ〜しずつ登っていく。



六合目と新七合目(七合目は二つあるの!!!腹立つ!!)
の間でかなり限界を感じつつ一休み。

誰かに電話して励ましてもらおうと思い立って、携帯を取り出す。
送信履歴にあった保育園の先生二人に電話。

「がんばって〜!!」
の声に心底励まされた。
あ〜マラソンランナーの気分。

単純な私。


それにしてもきつい・・。

上を見るとぞろぞろと登って行く人たちで、ぐねぐね曲がっていく登山道の長さや高さがよ〜くわかってしまう。

あ〜てっぺんがぜんぜん見えないんですけど・・・。
それどころか次の山小屋さえも遠くにちいさ〜くしか見えません・・。
あう〜。


つらくなるのでひたすら足元を見て登り続ける。


股関節はあいかわらず痛い。
ますます痛くなってくる。

本当にまずいかも。
今日の宿(八合目の山小屋)にもたどり着けそうもない。

一人でおりようか?
どうしようか?

はっきり言って景色とか時間とかほとんど覚えてな〜い!!
会話もほとんどな〜い!!


最初から七合目を越えるまでが一番つらかったかも。

記憶がイマイチ。

                         つづく